日創研 姫路経営研究会

2025年度
日創研姫路経営研究会 会長方針

タイトルの背景 タイトルの背景

質の高い会員交流を通して、
わがまち活性化組織を進化させよう ~強い経営者と強い継承者の育つ会を目指して~

はじめに

アフターコロナの現状を強く感じる昨今、さらには急速な為替の変動と物価上昇、経費増等の時流は社員さんや顧客の不安、市場の閉塞感を生み出す要因となりました。しかし、コロナ禍でも未来を信じて、学び挑み続けた企業のなかには飛躍を遂げたところが多く、そのような事例からこそ成長する機会を見つけなければなりません。今こそビジョンを描き可能性を拡げる時です。そして2024全国大会in姫路の成功は「わがまち活性化組織」を目指してきた会の一つの到達点となるもので、さらなる堅実な準備をする必要もあります。リーダー育成と会風の更なる向上、そして黒字化100%へといった地道な活動とビジョンとの両輪を回していくのです。本部会長方針「『できない』と言わずにやってみろ!(晝馬輝夫)具体的に明確に肯定的に『目標』を持つ」を受けて、質の高い会員交流を推進しわがまち活性化組織の進化を目指して参ります。
我々の根っこは可能思考であり、そのたかぶりは会員同士のより質の高く、密度の濃い交流から生まれます。そして14年の歴史から幅ひろい世代の会員を擁することもでき、事業承継について後継者世代との交流も可能となってきました。「企業の命題は永続である」という言葉の重みは、企業経営は継承してもらうことが必須であるからだと考えます。地域や社員さんに必要とされ続けるには、引き継いだ念いを核に外部環境や求められることに応じて、強みを変化させ展開できる強い継承者の育成も避けては通れない課題です。会のリーダー育成を通して、そして互いの計画書等の理解を深めることで成長の機会を創っていきます。
理念経営を磨き続けてきた経営研究会だからこそ、その価値を顧客や市場、さらには社員さんにも示していかなければなりません。今期は新たにブランディング委員会を設けて会のイメージを向上させ、強みを絞り込み“真剣に学ぶなら姫路経営研究会”という印象を多くの方に示していきます。経営者の念いや人財育成の大切さを見える化していき、その価値の発信に向けて600人規模の特別例会を復活させ、次世代を担う幹部や社員さん、ご家族を招待し大切な方々にも活動をアピール出来ればと考えます。
そうしたチャレンジをするなかで会員交流を深め、経営計画書を通した世代を越えた情報交換を行えたり、理念の共有や発表を通した事業マッチング、新商品開発、ビジネスパートナーの促進を図ったりと社業発展の可能性も広がります。その促進のためにん座談30や委員会活動そして共に学ぶ会を活用して参ります。やはり会員満足が広がることで密接なかかわりが増えていくのだと思います。また社業が拡大成長するときに必ず出てくる問題が社風の改善や人財確保です。それには公式教材である13の徳目朝礼や共に学ぶ会社内勉強会の少しでも早い導入と長い実践が不可欠です。また交流の場としても共に学ぶ会を活用し、人脈を広げ経営革新のきっかけを増やす事にも注力していき、経営者の会とのWIN WINの関係作りを行って参ります。
そのような会員の交流と会風向上、そして業績の向上を目指し以下の8つの方針を掲げます。

日創研姫路経営研究会 会長藤 田 宜 邦

藤田宜邦会長の写真 藤田宜邦会長の写真

2025年度 会長方針

  • 礼節を持った敬意ある会員交流の促進
    (理事会・会運営全般)
  • 出席10名以上・100%出欠回答の徹底により、参画者の偏りを少なくする
    (委員会運営)
  • 座談30・褒賞制度の運用で会員交流の見える化を図る
    (総務)
  • トライアル活動で会員増を図り、地域の経営者とのご縁を積極的につくっていく
    (トライアル広報)
  • 会の魅力を高めるブランディング活動を通したPDCAサイクルの実践
    (ブランディング)
  • 公式教材の導入率向上、理念共有をもとにした会員同士のコラボレーション促進
    (経営理念)
  • 会をあげた計画書勉強会で世代を越えた情報交換の場づくり
    (経営戦略)
  • 会や地域の魅力を高め、達成感の共有と新入会・トライアル会員の参加促進
    (特別例会の成功)
  • 定量目標①
    委員会出席10名以上
  • 定量目標②
    正会員率100%
  • 定量目標③
    会員拡大12名
  • 定量目標④
    本部研修受講率65%
  • 定量目標⑤
    公式教材導入率
    13の徳目朝礼75% 共に学ぶ会80%
  • 定量目標⑥
    特別例会目標600名以上
  • 方針1)礼節をもった敬意ある会員交流の促進
    (理事会・会運営全般)

    理事メンバーは会員の模範となる必要があります。特にトライアル・新入会員には積極的に関り、会に一日でも早くなじんでもらうための協力をお願いします。その中で大事なことは礼を尽くすことです。TPOに合わすことではありますが、理事会や例会、委員会事業に出席する際はスーツの着用、もしくは最も重要な契約時のユニホームを用意するようにしてください。互いに礼節をもって会議を行うことが建設的な意見の交換に繋がります。

  • 方針2)出席10名以上・100%出欠回答の徹底により、参画者の偏りを少なくする
    (委員会運営)

    経営研究会の活動のなかで最も重要ともいえるのが委員会活動です。会員一人ひとりが膝を突き合わせて、積極的な交流を図ることが、会全体の活性化を司るといっても過言ではありません。毎月開催に向けての準備や、会員の出席がその肝となります。10名以上参加と出欠回答100%を是非お願いします。また総会例会や各勉強会の出欠も全員の回答を必ず行ってください。

    • 毎月の委員会開催(計画書の実行度確認タイム)
    • 正会員率100%
      (可能思考研修SA・SC・SGAの修了)
    • 本部研修受講率65%
    • 出欠回答率100%
    • 委員会出席10名以上
  • 方針3)座談30・褒賞制度の運用で会員交流の見える化を図る
    (総務委員会)

    質の高い会員交流が可能思考を高めます。その経験は当事者の方と合わせて、他の会員にもシェアすることで、全体の成功例や参考事例として活性化に寄与することが出来ます。座談30の報告や褒賞対象の策定、リアルタイムでの進捗など一つでも多くの事例を全体に見える化することで会員満足の向上を図ってください。座談30ではテーマをしぼり、①理念・社歴②強み弱み・外部環境③中期ビジョン・年度方針④財務の中から一つ以上テーマを決めて計画書を見ながら行うようにします。また新入会員のオリエンテーションではスムーズに会に馴染めるきっかけ創りをお願いします。

    • 会員拡大2名
    • 総会、理事会運営、会務全般
    • 会員の入退会管理
    • 新入会オリエンテーションの実施
    • 褒賞計画の実施
    • 12月総会例会の開催
  • 方針4)トライアル活動で会員増を図り、地域経営者とのご縁を積極的につくっていく
    (トライアル広報委員会)

    愛媛モデルをもとに会員拡大に取り組みます。経営者の会各支部との連携を取り、地域の経営者の悩み相談や学ぶ大切さを共有し新たな学びの友とのご縁づくりを行っていきます。本部会長方針でも具体策の一番目にトライアル活動をおいておられます。トライアル入会式や修了式など既存会員も一緒に活動する、機運を高めるイベントで既存会員との関りを増やし、学ぶ意欲をたかめて入会してもらえるように会全体でのトライアル活動の推進と情報発信をお願いします。2月例会では可能思考やビジョン発展への気づきをテーマにした設営をお願いします。

    • 会員拡大2名
    • 新入会トライアル活動の運営
    • 経営者の会へ共に学ぶ仲間の誘導
    • 2月例会の開催
    • イーデスク、HP、Facebook(対内、対外)の
      作成と運営
  • 方針5)会の魅力を高めるブランディング活動を通したPDCAサイクルの実践
    (ブランディング委員会)

    理念経営を磨いてきた経営者の念いや人財育成の大切さを見える化していき、その価値の発信に向けてPDCAを回し成果をつくり上げる活動にしていって下さい。

    全国大会の開催は地域の魅力も高め、会全体のイメージを向上させました。そして、達成感や絆を深めることも出来たと考えます。同じアクリエひめじを使い600人以上のお客様をお迎えする特別例会の体験を通してブランディング戦略や運営で実践の場を提供していきます。また交流勉強会にて単会を越えた会員交流を促し、互いに刺激し合い強みに磨きをかけるイメージアップの機会を創って下さい。

    • 会員拡大2名
    • 特別例会実行委員会の設置と運営
    • 6月特別例会の開催
    • 交流勉強会の実施
  • 方針6)公式教材の導入率向上、理念共有をもとにした会員同士のコラボレーション促進
    (経営理念委員会)

    例会や委員会活動に加えて、今期は共に学ぶ会で会員交流の場を増やしていきます。ディスカッションを通して組織としての在り方や経営革新のきっかけを創る活動にしてください。膝を突き合わせた小規模勉強会を活性化させ会員交流の質と量の向上に取り組みます。また理念の共有を通した会員同士のコラボレーション事例を多く作れるよう経営者の会との共同開催など連係をお願いします。朝礼大会の出場、委員会での共に学ぶ会の開催などで公式教材の導入を進め、11月例会では理念に基づくビジョンや事業発展の重要性を再確認出来るような設営をお願いします。

    • 会員拡大2名
    • 近畿ブロック大会出場
    • 公式教材導入率向上
    • 理念・戦略勉強会の実施
    • 11月例会の実施
  • 方針7)会をあげた計画書勉強会で世代を越えた情報交換の場づくり(経営戦略委員会)

    経営計画書は全会員共通のツールであり、自社の経営を導く羅針盤と言われます。その作成過程での思索は経験豊かな会員と新たな時代を担おうとする世代との世代交流の機会を創ることも可能だと考えます。
    方針や中期経営計画の作成に異なる視点や発想を知ることで、より実用的な計画に仕上げられるような学びの場として計画書を参照した座談30の活用をお願いします。4月例会ではM&Aやキャリア人財採用、新規市場の開拓など戦略的な企業の発展成長を描けるような設営をお願いします。8月例会では姫路経営発表との同時開催をお願いします。

    • 会員拡大2名
    • 経営計画書作成を通した会員交流会の実施
    • 4月例会の実施
    • 8月経営発表例会の実施
    • 理念・戦略勉強会の共同開催
  • 方針8)会や地域の魅力を高め、達成感の共有と新入会員の参加促進(特別例会の成功)

    会と地域の魅力を高めるブランディング活動として特別例会を開催し、多くの参加者にアピールすることで会のイメージを向上させ、ブランドとして姫路経営研究会の存在を知ってもらう。魅力的な経営者と会社が多くあることを知ってもらい共に学ぶことの大切さを伝えていきます。そして、学び続けることで理想的な経営者、幹部になっていけるビジョンを示していきたいと考えます。また今回は会員それぞれに世代を繋ぎたい幹部や社員さん、ご家族、ビジネスパートナーを招待し、我々の活動を知ってもらう機会としていきます。これからも会員に学びの機会を提供し続けるためにも、特別例会の成功は必須条件となります。全員の役割を明確にし、力を合わせる体験と共に未来の姫路経営研究会のために必ず成功へと導いていきます。

終わりに

設立趣意書には「わがまち活性化組織を目指す」と明記してあります。わがまち活性化組織とは、人間的な成長と仕事への健全な価値観を重要視し経営者・幹部・社員が三位一体に学ぶことができる唯一の団体です。そのために主体的に業績を向上させる経営力を身につけ、切磋琢磨し互いに学んでいける環境を創造していきたく存じます。敬意と思いやりのある会員交流で、共有共感を通した豊かな会風を醸成して参ります。

会員諸兄の力強いお力添えを何卒お願い申し上げます。

2025年度 日創研姫路経営研究会
年間行事予定表