日創研 姫路経営研究会

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4月例会の振り返り

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4月7日に開催された小野寺豊氏による『ありがとうが溢れる社風を創ろう』の例会での講師選択

から担当した経営理念委員長の八木美光さんの視点で振り返ります。

例会開催への想い

例会を心掛けました。やはり企業の成長・発展のためには、経営者、姫路経営研究会の特徴である「社員さんと共に学べる環境」を意識した経営幹部、社員さんが共に学び価値観を共有し、目的に向かって力を合わせる事が大切です。

同じ時に同じ場所で聞きその後話題を共有する事で、お互いの考え方がわかり、その小さな積み重ねが価値観共有に繋がると信じ、多くの社員さんの動員をお願いして会員企業の社員さん同士が少しでも触れ合う機会をつくり、情報交換や今後の学びの場になればと開催いたしました。

講師を選ぶ際のポイントは、まず社員さんにとってわかりやすい話である事が前提でした。そして自社にすぐに落とし込みやすい内容である事、また理念経営に近づくためには、その根底にある社風をよくする事が重要です。

小野寺講師は、ありがとうをベースにした実践者であり、東日本大震災を実体験されています。

その経験を通して、普段の生活のなかで自分自身が当たり前と思いがちな気持ちに対して、改めて「ありがとう」や「有り難い」、「人を大切にする事」などを社員さんに再認識してほしい( 大震災は忘れてはいけない事実)という想いを伝えていただきたく、講演を依頼しました。

 

講演内容(小野寺講師)

いかに良い社風を創る事が大切か、社風は社長だけが創るものではなく、みんなで創るものです。今ある現状が当たり前だと思わずに、全ての事は有り難い事と受入れ感謝の気持ちを持ち続ける事や、そしてどんな事に対しても「ありがとう」を伝え続けていく事を説いていただきました。

人間は誰しも認められたい、褒められたいという欲求があり、これをお互いで満たしていく事がより良い人間関係構築に繋がります。それには「三位一体となった、ありがとう経営」を推進していく事が大事です。また命があれば何とかなり、なんでもやり直す事が出来きます。

その命ある事すらも有り難いと捉え、この命を何のためにつかうのかを真剣に考えていく事をお伝えいただきました。

 

 

気付きと学び

人はそれぞれ違う価値観を持って生きています。人を評価する際、よく一律の基準を元に判断しがちですが、まずはこの個性の違いに気づかねばなりません。その個性と長所を伸ばし、いかに会社貢献  への接点を持ち、その人自身を認知していく事が従業員満足に繋がり、その満足は次の誰かに対する満足のための行動へと変化していきます。このESとCSのバランスがうまくまわる事で、企業の成長・発展に繋がるのです。

心が満たされれば、人はさらに上を目指そうとします。それを満たす手段の一つが「ありがとう」という言葉です。どんな小さな事でもありがとうと伝えていくことが大切です。

ありがとうは本来挨拶語であるにも関わらず、言われると嬉しいし、伝わると気持ちよく、笑顔が  加わればさらに良い関係ができます。 人間関係は、仕事が出来るとか出来ないより、好きか嫌いかで決まります。よい人間関係を作るには、笑顔とありがとうの継続が欠かせません。

本来生きているだけでもありがたい、その事を当たり前と捉えずに感謝の気持ちが芽生えると、自己中心的でなく、人への接し方も良い方へ変わってきます。その小さな積み重ねが社風を変え、おのずと人生そのものが好転し始めるのです。

これら全て自分の使命について、深く考えさせられるきっかけを頂けた講演となりました。


『ありがとう』の反対語は『あたりまえ』、ありがとうを伝えましょう。

 

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